2016年
03月02日
側湾症にもMRTセルフケアお勧めです
側湾症でお悩みの30代男性
身体全般が硬くて腰・肩・膝の調子が悪い^^;
朝は腰痛で起き上がるのも辛かったですと
セルフケア(健整美セルフケア)を受講した頂きました。
側湾症はかなりきつく、肩甲骨の著明な左右差・胸郭の違い・骨盤歪み・
下肢屈曲の左右差・全身筋肉バランスが不揃いです。
幼少の頃からなのでかなり身体も酷使しているようです。
全身の筋肉(特に緊張がかかっている筋肉層を中心に)を緩めて頂くのと
普段からの姿勢にも気を配って頂く事も含めての説明をさせて頂きました。
■受講後のご感想■
セルフケア後に筋肉がほぐれていくのが分かって、動かしやすくなった。身体も軽くなった。
続けていきたいと思う
人間の土台にあたる足裏のバランスが狂うと、調整しようとして背骨が曲がる。
右足は”衝撃”に対処する役割があり、左足は”ねじれ”に対処しています。
左右の足で不安定度がそれぞれ異なると踏ん張り方や歩き方に違いが出てくるので、
それに比例して骨盤に歪みも起こってしまう。
この骨盤の歪みが、左右の足の長さの違いにもなっているのです。
よって骨盤の歪み、下肢の長短差も根本原因と考えられます
更に側湾症の方は外反母趾や浮き指がみられるます。
側湾症の方(お子様など)は足のチェックもしてみましょう。
身体を家に例えると
家の土台でもある足(脚)です。
歪が起こっている腰や背中・肩首などが上積の家屋とすると
上積みの家屋の歪みばかりケアしても
土台を修正していないと何時までも歪が改善しません。
ついつい痛い部分にしか目がいきませんが実はいろんな所に関係性があって
外反母趾や浮き指は頚椎変形にも関係してきます。
サロンのケアを含めセルフケア(健整美)講座は
コンサルテーションを元に看護師目線でお身体のチェックをしっかり行い
個々の状態に応じたケアやセルフケア講座内容を組み立てています。
赤ちゃんの時からも!
足底反射を促す方法
足底反射とは、生まれながらにして残っている原始反射です。
赤ちゃんの手のひら・足の裏をつっつくと、握り返してくきます。
歩き始めの頃に、足の裏にも同じように刺激をして、地面をつかむということを
身体に覚えさせてあげて下さい。
歩き始めの乳幼児に対して(~4歳くらい)
足底反射を起こさせるため、爪で足裏を刺激してあげてください。
4歳から小学校3年生くらいの子どもたちに対して
砂や土の上を歩いたり玉石を踏ませたりして、足裏に”危険”を感じると、
それに対応する筋肉や機能が発達してきます。
小さい頃から足裏に刺激を与え、足底反射(踏ん張る力)を鍛えましょう。
素足で歩く。靴下は必要以外履かせない。
ご参考までに!
側弯症の原因わ?
このような分類がされてます(医学書参照)
*機能能性側弯(一時的なもの)
- 不良姿勢、脚の長さに差があるためのもの、坐骨神経痛による側弯など
- 構築性側弯症(真の病気としての側弯症)
- 先天性側弯症
- 神経・筋性側弯症
- 神経線維腫症による側弯症
- 間葉系疾患による側弯症
- 外傷性側弯症
- その他の原因による側弯症
- 特発性側弯症
乳児期側弯症(0歳~3歳に発症)
学童期側弯症(4歳~10歳に発症)
思春期側弯症(10歳以降に発症)
このうち80%~90%は、現在でも原因不明であることから、特発性側弯症と呼ばれているものです
*好発年齢は何歳くらい?
特発性側弯症では、思春期側弯症が最も多く、
小学校高学年から中学校時代に発症することが多い。